MotorSolve 5.1 バージョンアップ情報

MotorSolve 5.1 -バージョンアップ情報

効率マップの出力

  • モータの効率マップ出力機能が追加されました。
  • 線形・非線形計算が可能で、線形計算を行う事で高速に効率マップを得る事も、非線形によって高精度な効率マップを得る事も可能です。
  • 広範囲の速度で使用するモータの場合に有益です。
MS5_1-1
効率マップ

スクリプト機能

  • スクリプト機能に対応した事により、ユーザが機能を拡張する事が可能になりました。
  • スクリプトを使用する事により作業の自動化が行えます。
MS5_1-2
スクリプトコマンド

テンプレートの追加(BLDC版)

  • 右図の3タイプのモータテンプレートが追加されました。
MS5_1-3
新しく追加されたテンプレート

スキュー効果(DCM)

  • ブラシ付きモータ版でも他のパッケージ同様、スキュー効果を考慮する事が可能になりました。
  • スキュー効果の考慮が可能になる結果は以下になります。
    • Cogging torque
    • Back EMF
    • Back EMF constant
    • Torque constant
    • Current-driven analysis
MS5_1-4

ダイレクトソルバーの使用&64ビット版への対応

  • 解析の一部にダイレクトソルバーを使用する事により、解析速度が向上しました。
  • 64ビット版への完全対応により、全ての解析で解析速度が向上しました。

SimScape®への対応

  • MotorSolve5.1からSimScapeとの連携が可能になりました。
  • ※SimScapeはMathWorks社の登録商標です。