GENOAは、材料特性、耐久性&損傷トレランス(Durability&Damage Tolerance:D&DT)、信頼性エンジニアリングの統合ソフトウェアです。
このソフトウェアは、Multi-scale (Micro-macro) Progressive Failure Analysis (PFA)機能により、汎用FEAパッケージの制限を拡大します。
Advanced failure mechanisms(matrix, fiber, lamina, laminate, Honeycomb sandwich)を使うことにより、静的、周期的(低/高サイクル疲労、2段階)、Power Spectrum Density (PSD)と熱荷重により引き起こされた損傷から材料の劣化まで構造応答を研究することが可能です。
さらにGENOAのPFAは、製造欠陥(形状、サイズ)、ファイバー波形、残留応力、湿気および温度の影響を説明します。 材料システムの幅広い領域は、金属、セラミック、複合材とナノ複合材を含めて取り扱うことが可能です。
最近では、Polymer Matrix Composites (PMC) と Ceramic Matrix Composites (CMC)が含まれます。
GENOAは、従来の2Dテープおよび繊維ラミネート・レイアップだけでなく3D波形、braids、短繊維も分析することが可能という点で独特です。
MCQ(Material Characterization and Qualification)は設計ユーザーに、ユーザーフレンドリーなグラフィックユーザーインターフェイス(GUI)により容易に利用可能な、高精度、最先端の複合材解析ツールを提供します。
MCQは、有限要素解析の単純または複雑な構造部品の入力として使用可能な、特性と品質材料プロパティのためにデザインされています。
手法は、広く受け入れられているClassical Laminate Theory (CLT) とMicromechanicsに依るものです。
これは、即座にユーザーが、関心のある材料(複合材、ハイブリッド、金属またはセラミック材料系)のための膨大な量の情報を生成することを可能とします。