EV統合解析設計/パワートレイン 機構解析ソフトSIMDRIVE3D

SIMDRIVE3D -製品概要

SIMDRIVE3Dは、自動車及びEVシステム/パワートレイン開発に関連した全ての計算シミュレーション手法を、単一環境でカバーしている唯一のMBSソフトウェアプラットフォームです。EVシステム/パワートレインの機構運動に関する複雑な問題に対して他のどんなプログラムよりも優れた高い適応力を持っています。EVシステム/パワートレイン開発の短縮、最高性能を引き出す最適化機能を有し、客先によってFEADの故障ゼロを達成しシステムシミュレーションを用いてV8クランクトレインとトルクチューブを開発した企業もあります。
ソフトウェア開発元のContecs社は、ドイツを中心とした多数の自動車メーカーとの共同開発により、業界動向や設計ユーザーの意見を反映した最新機能を提供しています。
欧米、日本、北米の数多くのOEMおよびそのサプライヤで採用され、設計情報を共有するプラットフォームとして使用されています。概念設計から最適化までの各工程で活用いただけます。

EVシステム統合設計解析ソフトSIMDRIVE3D

SIMDRIVE3DのElectric DriveツールではEVシステムで使用される様々な技術情報を統合して設計解析します。
モーター設計、制御設計、構造設計などの各設計情報を取りこみ、電気的・機械的モデル、動力損失低減技術を統合します。これによりエネルギー変換効率の最適化、高周波振動設計など、あらゆるEVシステムの開発ニーズに対応します。
基本的なコンポーネントからシステムの最適化まで、電気自動車の駆動系全体を開発するための統合設計解析ツールです。

SIMDRIVE3D

パワートレイン専用機構解析ソフトSIMDRIVE3D -製品概要

SIMDRIVE3Dのパワートレイン専用ツールでは、エンジンのダウンサイジング・補助機器・摩擦低減技術を複合したあらゆる開発プロジェクトに対し、概念設計、システム設計、最適化までの各工程で活用できます。
機能の一つであるPly-V-Beltモジュールは、考えられる全ての動作条件の減衰及び高速接触減少を記述した物理的モデルアプローチをベースにしています。また、エラストマー用の特殊な材料モデルと、ベルトの基本パラメータを決定する標準VDA試験により、ベルトのシミュレーションはベルトメーカーや完成車メーカーのエンジニアリングプロセスに不可欠なものとなっています。
世界中の様々なベルトレイアウトを何百例も比較した結果、実測値とシミュレーション予測結果の間に素晴らしい相関性が示されました。 SIMDRIVE3Dは間違いなく世界最高のツールであり、それゆえ世界の全ての主要ベルトメーカーと大部分の自動車メーカーがこのツールを使用しています。

SIMDRIVE3D

パワートレイン専用機構解析ソフトSIMDRIVE3D -動作環境

 PCワークステーションノートPC
プロセッサ Intel Corei7,2.5~3.4GHz
4~8コア対応
Intel Corei5,2.5GHz
Dualコア対応
メモリ 16~128GB 16GB
対応OS
  • Microsoft Windows 7(32/64bit)
  • Microsoft Windows 8(64bit)
  • Microsoft Windows 10 (64bit)
  • Linux OS
ハードディスク容量 1TB 500GB
グラフィックカード3Dグラフィックカード(OpenGL バージョン1.2以降、4MBメモリ)